残業代ゼロ ― 2014/06/11
ゲーム業界しか知らないけど。
「残業代ゼロ法案」なんか関係なく、ゼロにするような会社はとっくにゼロにしている。
そもそも労働基準法さえ無視しているわけなので。
記録上は残業していないことになっているので、それぞれが実際にどれだけの時間働いたのかわからない。プロジェクト毎、どれだけの時間をかけたか把握されていない。
残業代ゼロが合法になったところで、元々のコスト意識が低ければこのあたりは変わらないだろうけど。
ゲーム作りとは夢を語ることなので、そこに水を差すような現実的な意見は許されない。
始めにはっきりと決めておかなければいけないことや、後にぶつかるであろう問題は放ったらかしにしたまま事を進める。
「最終的に(プロジェクト外の人も含めて)みんなで残業・休日出勤して何とかする」
と考えているから。
当然ながら、プロジェクトは炎上、社員総出で何とかするということが繰り返される。
そうなれば、どうしても商品のクオリティに影響が出てしまうのだが、会社としては
「苦労したけど、みんなで一致団結してピンチを乗り越えた」
と、ユーザー(お客様)と関係の無いところで満足感を得る。
ゲーム業界しか知らないんだけど。
"有名人のパロディ"の是非はともかく ― 2014/05/10
ものまねにしろ本人にしろ、話題の人物やキャラクターを出して馬鹿にしたり叩いたりすればそれで面白いと思っているのが安易だ。
あるテレビ局社員が「笑いに攻めの姿勢を貫く点を評価すべき」なんて言っているらしいが、評価されるのは「攻めの姿勢によって作られた"作品"」であって「攻めの姿勢」そのものではない。
「あえてタブーを犯すのがかっこいい」とか、「現場は頑張っているから」「ポリシーを持ってやっているから」で手を叩いてもらえると思っているのか?
あくまで、放送される物の"面白さ"で勝負してほしい。
大暴れするだけの"ふなっしー"のパロディで、ふなっしー本人から苦情を受けたばかりなのに、そんなことは全く気にしていないのだろうか。
悪魔の証明 ― 2014/04/20
「結局、STAP細胞はあるのか無いのか?」なんて話になっていたりするが、「無い」ということを証明するのは無理だろう。
確実に「ある」とは言えなくても、研究すべき題材なら研究は進めるべきではないかと思うけど、問題はあの人達が研究者として信用に足る人物かどうかであって…
捏造なら論外だし、悪意が無いとしてもあまりにもトンチンカンでは科学者としてとても信用できない。
会見では誠実な対応をしていたといった声もあるが、むしろ
「悪意が無いのがタチ悪い」
というタイプに見える。あくまで印象だけど。
「明らかにばれる嘘」をつくわけないだろうと思っていたが、そのあたりもなんか怪しくなってきた。
STAP細胞って、どうなるんだ ― 2014/03/11
共同執筆者の教授が否定しちゃって、なんか偽ベートーベン騒動みたいな構図になってきた。
研究内容の信憑性なんてさっぱりわからないけど、結局どういうことなんだろう。
・最初から捏造
どう考えても後からばれるだろうに、そんなことするだろうか?
一時的でも嘘をつく理由、つかなければいけない理由でもあるのか。
・いろいろいいかげん
論文がいいかげんなのか、そもそも実験自体がいいかげんなのか。
犯人ありきで証拠を解釈するドラマの警察みたいに、結果ありきで実験結果を都合よく解釈してしまったとか。
・あくまで論文の単純ミス
そうだったら良いけど、これはこれで迂闊だ。
たとえSTAP細胞が失敗だったとしてもそこから得られるものもあるかもしれないんだから、単純に嘘だと終わらせてしまうのはもったいない。
まるっきり捏造だったり、科学者にあるまじきいいかげんさだったりしたら流石にどうしようもないけど。
セタップ!セタップ!セタップ!
偽ベートーベン騒動、再び ― 2014/03/07
いよいよご本人(Ludwig van Beethovenという意味ではないけど)登場で、久々にテレビで偽ベートーベン騒動が話題になっている。
全面的に平謝りかと思っていたら、ゴーストライターだった新垣さんの言ってたことに反論したりしていた。
なんか「飼い犬に手を噛まれた」くらいにしか考えていないように見えるし、まだまだ偽ベートーベンvsゴーストライターの対決を続ける気なのか?
見た目の印象を気にして髪を切ったりサングラスを外したりするのなら、シャツのボタンくらい留めときゃいいのに。
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