優勝したらブラック企業 ― 2014/02/08
3DS「闘神都市」クリアしました。
全体的な感想を言えば、面白かったです。
インタフェース等の細かな問題はありますが、一つのコンシューマRPGとしては及第点だと思います。
ただ「闘神都市II」経験者としては、どうしても原作と比べてしまうもので。
特に後半の展開、結構根本的な部分で、
そこを変えてしまうのか…
という部分があります。
一応ネタバレになるので、続きは下のほうで。
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闘神大会優勝後、闘神となった主人公はアプロスに「天使食い」にさせられて、デラス救出のための果てのない探索に従事するという点では同じです。
原作ではこの後、葉月達とは連絡の取れないまま一人で頑張り続け、一年後の闘神大会を勝ち抜き優勝した葉月と再会することになります。
3DS版では葉月は館に侵入、あっさりメイドとなり一緒に過ごすことになるので、原作にあった孤独感・絶望感は薄れ、葉月が闘神となったときの「やっと会えた」「主人公に会うために、よく頑張ってくれた」「しかし根本的な解決にはなっていないし、むしろ巻き込んでしまった」感は無くなってしまいました。
他の表現もだいぶマイルドになり、天使食いとしての生活も「ちょっとしたブラック企業」程度になってしまったように感じます。
クライアとの再会が後半になったのは、良かったんですけどね。
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